「インポート」機能を利用して商談やミーティングの音声をスムーズに書き起こすには、「きれいな音声データ」を録音することが大切となります！

ここでは、スマートフォンやPCで録音するときのコツをご紹介します。

1．録音全般の基本ポイント

1-1．できるだけ静かな場所で録音をおこなう

周囲の雑音（交通音、会話、空調の音など）が少ない環境を選びましょう。

1-2．マイクに近い位置で話す

録音機器から20〜30cm以内を目安に、はっきりと声を届けることが大切です。

1-3．参加者の声が均等に入るようにマイクを配置する

会議室の場合はテーブルの中央に置くと効果的です。

1-4．外付けマイクの利用も検討する

外付けマイクを利用することで、スマホの標準マイクやPC内蔵マイクよりも高品質な音声データを残せます。

2．スマホで録音する場合の注意点・コツ

2-1．通知や着信があった場合に録音が中断する可能性がある

ご利用の録音アプリケーションによっては、スマートフォンで録音中に通知や着信があった場合に録音が中断される可能性があります。

録音は自動で再開されないケースがあるため、以下の設定を適宜おこなうようにしましょう。

2-1-1．対策①：「集中モード」「フォーカスモード」を設定する

以下のページを参照のうえ、「集中モード（iOS）」「フォーカスモード（AndroidOS）」の設定をおこないましょう。

＞＞「集中モード」「フォーカスモード」を設定する

2-1-2．対策②：「機内モード」をオンにする

機内モードにすることで電話の着信を制御することができます。

Wi-Fi経由で必要な通信を確保することで、より安定した録音が可能です。

2-2．他アプリとの併用について

他のアプリを利用中やバックグラウンドでも録音は可能です。

ただし、別のアプリがマイクを使用する場合は録音が停止する可能性があるのでご注意ください。

3．PCで録音する場合のコツ

3-1．ヘッドセットマイクの利用がおすすめ

外部ヘッドセットマイク機器は内蔵マイクよりも性能が良いケースが多いため、より明瞭に音声データを録音することができます。

3-2．オンライン会議ツールの録音機能も利用可能

オンライン会議ツールの録音機能を利用すれば、対面ではない音声データも取得が可能です。

ただし、二重で録音をおこなう場合はファイルサイズや保存先を確認しましょう。

3-3．バックグラウンドノイズ除去設定を活用

オンライン会議ツールの「ノイズ抑制」を有効にすることで、よりクリアな音声を残すことができます。

4．まとめ

録音の品質が高いほど、インポート機能での文字起こし精度も向上します。

「静かな環境」×「適切な録音設定」×「機材の工夫」 を意識して、スムーズな利用を心がけてみましょう！