PCアプリの事前設定をおこなう
このページでは、PCアプリで必要な事前設定を解説します。
1.事前設定①:OSのプライバシー設定/サウンド出力・入力設定
PCアプリの書き起こしをおこなうためには、OS側でマイクのアクセス許可および出力・入力設定をおこなう必要があります。
1-1.Windows OSのプライバシー設定/サウンド出力・入力設定
Windows OSでは、以下2つの設定をおこなってください。
1-1-1.プライバシー設定でマイクアクセスを許可する
Windows[設定] > [プライバシー] > [マイク]にて、「アプリがマイクにアクセスできるようにする」および「デスクトップアプリがマイクにアクセスできるようにする」をオンにします。
1-1-2.サウンドの出力・入力設定をおこなう
Windows[設定] > [システム] > [サウンド]にて、「出力」「入力」に記録で使用するスピーカー・マイクを選択します。
注意点
※ 以下を使用する場合は、スピーカー・マイクともに同一のデバイスを選択してください。
- 「マイク付きイヤホン/ヘッドホン」
- 「ヘッドセット」
- 「会議用マイクスピーカー」
1-2.Mac OSのプライバシー設定/サウンド出力・入力設定
Macでは、以下2つのOS設定をおこなってください。
1-2-1.プライバシー設定でマイクアクセスを許可する
[システム環境設定] > [セキュリティとプライバシー]にて[プライバシー]タブを選択し、[マイク]の項目よりbellSalesAIにチェックを入れてください。
1-2-2.サウンドの出力・入力設定をおこなう
[システム環境設定] > [サウンド]にて、[出力][入力]に記録で使用するスピーカー・マイクを選択します。
注意点
※ 以下を使用する場合は、スピーカー・マイクともに同一のデバイスを選択してください。
- 「マイク付きイヤホン/ヘッドホン」
- 「ヘッドセット」
- 「会議用マイクスピーカー」
2.事前設定②:bellSalesAIアプリの設定をおこなう
続いて、bellSalesAIアプリ側の設定をおこないます。
アプリの設定をおこなうには、ログイン後のアプリウィンドウにて設定(歯車アイコン)をクリックします。
補足
※ ログイン方法がわからない場合は、以下ページをご確認ください。
※ アプリウィンドウが表示されない場合は、以下ページの方法にてアプリを起動・表示させてください。
bellSalesAIアプリには、以下A~Dの設定項目があります。
2-1.A:一般設定
2-1-1.A-①:「開始時にウインドウを非表示にする」
- デフォルト値:OFF
- ON時の挙動:記録開始後、アプリウィンドウが表示されなくなります。
- OFF時の挙動:記録開始後もアプリウィンドウが表示され、書き起こし内容の確認・タイトル/メモの編集をおこなうことができます。
補足
※ 当設定がONの場合、アプリを表示する際には以下の操作が必要です。
- タスクトレイ/メニューバー内でbellSalesAIアプリを右クリックし、[最前面にウィンドウを呼び出す][ウィンドウを表示]を選択する
※ 当設定がONの場合、記録を終了する際には以下いずれかの操作が必要です。
- 記録中に上記の方法でアプリを表示させた後、[終了]をクリックする
- タスクトレイ/メニューバー内でbellSalesAIアプリを右クリックし、[記録終了して保存]を選択する
2-1-2.A-②:「終了時の情報入力画面をスキップする」
- デフォルト値:OFF
- ON時の挙動:記録終了後、書き起こしした内容のタイトル・メモを編集する画面が表示されなくなります。
- OFF時の挙動:記録終了後、書き起こしした内容のタイトル・メモを編集する画面が表示されます。
2-1-3.A-③:「終了時に自動的に詳細ログページを開く」
- デフォルト値:ON
- ON時の挙動:記録終了ボタンを押下後、規定に設定しているブラウザ上でログ詳細ページが開きます。
- OFF時の挙動:記録終了ボタンを押下後、ブラウザでログ詳細ページが開きません。
2-1-4.A-④:「アプリを最前面に固定表示」
- デフォルト値:OFF
- ON時の挙動:アプリが常に他ウィンドウの最前面に固定表示されます。
- OFF時の挙動:アプリが常に他ウィンドウの最背面に表示がされます。
補足
※ 当設定がOFFの場合、アプリを表示する際には以下の操作をおこなう必要があります。
- Windows:
・すべてのウィンドウを最小化、または閉じる
・タスクトレイ内でbellSalesAIアプリを右クリックし、[最前面にウィンドウを呼び出す]を選択する - Mac:
・すべてのウィンドウを最小化、または閉じる
・メニューバー内でbellSalesAIアプリを右クリックし、[最前面にウィンドウを呼び出す]を選択する ・タスク一覧を表示(3本指で上にスワイプ)させ、bellSalesAIをクリックする
2-1-5.A-⑤:「Web会議を検知して開始をサジェスト」
- デフォルト値:ON
- ON時の挙動:各種オンラインミーティングの開始をサジェスト(検知)し、アラートを表示することができます。
- OFF時の挙動:各種オンラインミーティングの開始をサジェスト(検知)しません。
補足
※ Web会議とはオンラインミーティングソフトを利用した会議のことです。開始のサジェストに対応しているソフトは以下のとおりです。
- Windows:
・Zoom(アプリ版)
・Microsoft Teams(アプリ版)
・Google Meet(ブラウザ) - Mac:
・Zoom(アプリ版)
・Google Meet(ブラウザ)
※ 当設定がONの場合、オンラインミーティングツールの開始がサジェストされた際にはアプリが最前面に表示されます。
2-1-6.A-⑥:「画面共有中にアプリを相手に映らないようにする」
- デフォルト値:ON
- ON時の挙動:オンラインミーティングツールで画面共有をおこなった際、相手側にアプリウィンドウが非表示になります。
- OFF時の挙動:オンラインミーティングツールで画面共有をおこなった際、相手側にもアプリウィンドウが表示されます。
補足
※ 「画面共有中にアプリを相手に映らないようにする」は、Windows版のみに表示される設定項目です。
2-2.B:デバイス・音声認識設定
2-2-1.B-①:使用機器選択プルダウン
記録に利用する入力デバイスを選択します。
補足
※ 使用機器は開始画面のマイクアイコンからも設定することができます。
2-2-2.B-②:出力デバイス選択プルダウン
記録に利用する出力デバイス名を選択します。
補足
※ 出力デバイス設定は、Windows版のみに表示がされる設定項目です。
※ 「デバイスが見つかりません」と表示される場合は、前項のOSサウンド設定上で出力・入力に異なるデバイスが設定されています。
- OSのサウンド出力・入力設定を見直すか、使用機器を「ヘッドフォン+マイク」「マニュアル設定」に設定のうえで使用するデバイスを選択してください。
※ デバイス選択は開始画面のマイクアイコンからも設定することができます。
2-2-3.B-③:周囲の声をカットする(非推奨)
チェック付与で、書き起こしに影響しそうな雑音をカットすることができます。
- デフォルト値:OFF
注意点
※ 「0」以外に設定した場合、書き起こし精度が悪化する可能性があります。
※ 設定する場合は非推奨であることを前提に、「1」→「2」と1つずつ値を上げてお試しください。
2-2-4.B-④:音声認識テスト
[スタート]をクリックすることで、ここまでの設定内容での音声認識テストをおこなうことができます。
正常にマイク設定が完了している場合は、[スタート]後に入力された音声が書き起こしされて表示されます。
2-3.C:連携設定
2-3-1.C-①:「通話録音アダプターを使用」
通話録音アダプターを利用する場合はチェックを付与します。
2-3-2.C-②:「ソフトフォンと連携する」
チェック付与にて、bellSalesAIとソフトフォンを連携し、通話/終話時に自動でbellSalesAIの記録開始・終了させることが可能です。
詳しい連携設定方法は、以下ページをご確認ください。
>>PCアプリとCTI連携をおこなう
補足
※ 連携設定は、Windows版のみに表示がされる設定項目です。
2-4.D:組織設定
2-4-1.D-①:組織選択プルダウン
ログを保存する組織を選択します。
2-5.E:[キャンセル]
[キャンセル]をクリックすることで、変更した設定内容をキャンセルし記録開始画面に戻ります。
2-6.F:[保存]
[保存]をクリックすることで、変更した設定内容が適用されます。
3.事前設定③:Web会議(オンラインミーティングソフト/CTIシステム)の会話を書き起こす場合の設定をおこなう
Web会議(オンラインミーティングソフト/CTIシステム)の会話を書き起こす場合、以下の設定をおこなう必要があります。
3-1.Mac利用時の必須設定
Macにてオンラインミーティングソフト/CTIシステムの書き起こしを記録する場合、システム環境設定にて画面収録とブラウザの権限許可をおこないます。
補足
※ 当設定はbellSalesAI PCアプリの初回ログイン時、またはアップデート実行時に必要となる設定です。
3-2.オンラインミーティングソフト/CTIシステムの音声設定
オンラインミーティングソフト/CTIシステムの音声設定を開き、「2.事前設定②:bellSalesAIアプリの設定をおこなう」で設定した出力・入力デバイスを選択します。